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written by Tony

ケベック州がフランス語圏の理由は?独立問題についても解説

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◆はてな・疑問??

✔ケベック州の公用語がフランス語なのはどうして?
✔ケベックの独立問題について知りたい

 

こんな悩みを解消します。

 

カナダ東部に位置するケベック州。日本の4倍の面積を誇り、自然豊かな場所です。また、カナダの政治経済の中心地でもあります。

 

ケベック州の公用語は「フランス語」と定められており、住民の方々はフランス語を話します。また、過去に2回カナダからの分離独立を問う住民投票も行われました。

 

そこで今日は、「ケベック州の歴史」「ケベック州がフランス語圏の理由」「ケベック独立問題」についてそれぞれ解説したいと思います。

 

ぜひ、最後までご覧くださいませ。

 

◆記事の内容(3分で読めます)

✔ケベック州の歴史
✔ケベック州がフランス語圏の理由
✔ケベック独立問題
  

 

◆◇◆◇記事の信頼性◆◇◆◇

当サイトの筆者TONYは、元専門学校教員です。地歴公民を専門で教えていたので、世界情勢には非常に詳しいです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

ケベック州について

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ケベック州は、カナダ東部に位置する州の1つです。

 

面積:154万2056㎢(カナダ国内2位)
人口:848万4965人(カナダ国内2位)
公用語:フランス語
州都:ケベックシティ
最大都市:モントリオール

 

面積・人口とも、カナダ国内2位です。

 

人口の大半が、ケベック州最大の都市モントリオールおよびその近郊(=モントリオール経済圏)に住んでいます。

 

モントリオールは、フランス語圏の都市としてはパリに匹敵するほどです。

 

また、ケベック州はカナダ国内でも政治的・経済的な影響力を持っています。(歴代カナダ首相の多くがケベック州出身です)

 

カナダ連邦の公用語は英語・フランス語に対し、ケベック州の公用語はフランス語のみとなっています。

 

◆ケベック州

  

 

カナダは、イギリスの植民地でしたので英語圏の国です。しかし、ケベック州だけが独自の路線(=フランス語圏)を維持しています。

 

その理由を知るためには、カナダそしてケベック州の歴史を紐解く必要があります。

 

ケベック州の歴史 

もともとは先住民族が住んでいましたが、コロンブスによる新大陸(アメリカ大陸)発見以降、ヨーロッパ人による植民地支配を受けることになりました。

 

当時のフランス国王の命令で新大陸を探検していたフランス人のジャック・カルティエが最初にたどり着いた新大陸が、今のケベック州だったのです。

 

その後、フランスはヌーヴェルフランス(=北米フランス植民地)と名付け、今のケベック州からアメリカ合衆国ニューオーリンズがあるミシシッピ川流域まで、勢力を拡大していきました。

 

一方、イギリスもフランスに負けじと新大陸支配を強化していったため、両国による覇権争いは激化していきます。

 

結果として、フレンチインディアン戦争(1755~1763)にフランスは負け、北米の大部分がイギリス支配下に置かれることとなりました。

 

イギリス植民地化以降

ケベック州もイギリス植民地となりましたが、フランス系人口が多いことを考慮しフランス色を残しました。

 

その後、ケベック州はカナダに統合され、カナダ自体もイギリスから独立を果たし現在に至ります。

 

ケベック州がフランス語圏の理由

ケベック州がフランス語圏の理由をまとめると、以下の通りです。


①フランス人によって発見され、フランス支配下だったから
②イギリスに支配された後も、フランス文化が残ったため

 

ケベック独立問題とは?

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ケベック州はフランス語系住民が多数派です。しかし、カナダは英語系住民が多数派となっています。

 

連邦政府に主導権を握られていたことに対して、ケベック州の住民は不満を持っていたわけです。

 

そして、大幅な自治権拡大などを求めたのがケベック独立運動の始まりといえます。

 

分離独立を問う住民投票

ケベック州では1980年1995年に2回、カナダ連邦から分離独立を問う住民投票が実施されました。

 

いずれも否決されましたが、2回目の方が僅差となりました。

 

◆住民投票の結果


1回目:1980年(反対60%)
2回目:
1995年(賛成49%、反対51%)

 

教育・医療・福祉・法律など、ケベック州がそれらを独自に制定できるのが、独立のメリットといえるでしょう。

 

一方、国防・外交・関税・通貨など、今まで連邦政府に頼っていた部分はまたいちから構築していく必要があります。そこは、独立のデメリットといえるでしょう。

 

ケベック州について:まとめ

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歴史を紐解くことで、「ケベック州がフランス語圏の理由」「独立問題」などについても理解することができました。

 

互いの違いを乗り越えながら、現在に至っているわけですね。

 

カナダ連邦政府はケベック州に配慮し、徹底的な多言語政策をとっています。なので、連邦の公用語は英語とフランス語です。

 

ケベック州はフランス語のみを公用語として定めており、住民どうしでもフランス語を話します。

 

ただ、英語教育も同時に行われているので、住民の方々は日常英会話を流暢に話します。もし、ケベック州に旅行で行く機会があったとしても、英語が話せればほぼ不自由しません。

 

とはいえ、フランス語にはとても誇りを持っているので、「Do you speak English?」といったフレーズで、はじめに確認を取った方がいいでしょう。

 

今日は、「ケベック州の歴史」「ケベック州がフランス語圏の理由」「ケベック独立問題」について解説しました。最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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