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毛巣洞(もうそうどう)とは? 経験者がいろいろ語ります

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こんにちは、Tonyです。

 

今日は「毛巣洞(もうそうどう)」という病気について、記事をまとめました。

 

僕自身、2003年(高校2年生のころ)、この病気にかかり壮絶な思いをしました。また、この病気自身、日本ではあまりメジャーではなく知名度も低いです。

 

僕自身の経験が、同じ悩みを持つ人の助けになれればと、この記事を書くことにしました。

 

ぜひ、最後までご覧くださいませ。

 

※本記事は、僕の経験談がメインです。あくまでも参考程度でお願いします。また、実際に症状が気になっているという方は、病院を受診し、医師の指示に従うようにしてください。

 

※本記事にはアフィリエイト・アドセンス広告はありません。広告収入は一切目的とせず、僕の経験談をシェアするために書いた記事です。

 

 

1,毛巣洞とは?

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毛巣洞とは、簡単にいうと、お尻の毛が体内に潜り込み、中でトンネル状になって悪さをする病気です。

 

化膿して膿を持ち、激しい痛みを伴うのが特徴です。

 

場所は、仙骨部から尾骨の正中部(つまり、肛門より後ろの、お尻の割れ目付近)に多発します。

 

僕も、2003年(高校2年生のころ)にこの病気にかかり、完治まで半年かかりました。

 

毛巣洞の実際の画像は、かなり生々しいので、本記事でのシェアは差し控えます。

 

「東京逓信病院」さんのHP(以下サイト)では、画像付きで分かりやすく解説されています。

 

気になる方は、ぜひアクセスしてみてください。

 

www.hospital.japanpost.jp

 

2,症状

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前述した通り、激しい痛みを伴い、化膿することがほとんどです。

 

僕の場合、左側の臀部が大きめのピンポン玉くらいまでに膨れ、熱を持ち日常生活にも支障がでるくらい痛かったです。

 

また、ひどい場合だと、衝撃で破れ膿や血液が下着に付着することもあります。

 

3,治療

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手術により完全に切除するのが、一般的です。

 

ここからは僕の経験談です。

 

僕の場合、お風呂でしこりに気づき、皮膚科を受診しました。

 

皮膚科の先生に軟膏を出され様子を見てましたが、一向に良くなる気配なし。さらに悪くなり痛みも増し、「明らかに膿んでるな」と分かりました。

 

熱を持ち、強烈な痛さで、最終的にピンポン玉くらいの大きさになったところで、再度皮膚科を受診。

 

これは手に負えないとのことで、同じクリニック内にある外科に回されました。

 

なんと、その日のうちに切開&排膿。局所麻酔があまりきかず、めちゃくちゃ痛かったです。待合室で、あまりの痛さで気を失いかけました。

 

さらに、傷口から中にガーゼを入れられ、翌日も受診。麻酔なしで傷口からガーゼを取り出し、新しいガーゼを中に入れるのです。(おそらく膿を吸い取るためかな?)

 

痛すぎて、マジで生きた心地がしなかったです(笑) 

 

その後紹介状をもらい大病院へ。

 

これで終わりではなく、切開した傷が落ち着いたのちに、手術で病巣を摘出しないといけないとのこと。

 

え?だったら最初から大病院に行って、手術1回だけして膿も病巣も一緒に取った方がいいんじゃね?と思いましたが、実はそうでもないらしい。

 

僕のようにあまりに膿んでいる場合、まずは応急処置的な排膿が先で、切開創が閉じてからじゃないと摘出手術はできないらしいのです。

 

切開後手術までの期間は、約1ヶ月ほどでした。

 

切開⇒通院⇒入院⇒手術⇒退院⇒通院といった感じでしたね。入院⇒退院はちょうど1週間ほど。

 

退院後は週1で通院し、抜糸後も順調に進み、術後1ヶ月ほどで通院も終わりました。

 

これで一件落着と思いきや、、、そうではなかったのです ><

 

その後傷口が再度炎症を起こし、閉じていた傷口も開放。どうやら中の空洞で細菌感染が起こっていたようです。

 

その後は週1の通院が復活。

 

傷口は開けたまま、下から肉芽(にくげ)が盛り上がってくるのを待つ方が再発しずらいとのことで、通院のたびにピンセットで閉じていた表面皮膚を切り裂かれました ><

 

かれこれ3か月くらいで、やっと肉芽も盛り上がり創も閉じてくれて、通院終了といった感じです。

 

時系列でまとめると以下のような感じ。

 

2003年6月:おしりのしこりに気づき皮膚科受診
同年8月:あまりの痛さに再受診し切開
同年9月:手術
同年10月:通院終了
同年10月:かと思いきや終了後1週間ほどで再発。その後通院復活
2004年1月か2月:やっと通院終了

 

ホントに長かった ><

 

ちなみに、毛巣洞は「形成外科」の領域です。

 

4,手術はどんなかんじだった?

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僕の場合は、腰椎麻酔(下半身麻酔)で行われました。

 

手術前に剃毛を済ませ、T字帯という、ガーゼでできたふんどしのようなものを履きました。

 

手術中意識はあったものの、鎮静剤の筋肉注射も打っていたので、かなりボーっとして眠かったのを覚えています。

 

ちなみに体位はうつぶせでした。

 

生まれて初めての手術で、腰椎麻酔はホントびっくりするくらい下半身の感覚がゼロです(まあ、当たり前ですよね)

 

ただ、手術中、メスとかで触られているなという微妙な感覚はありました(もちろん痛みは感じませんでした)

 

手術室にいたのは、だいたい1時間半くらいでしたね。

 

手術中は鎮静剤の影響で、とにかく眠かったです。でも眠ると、なんかアラームのようなものが鳴り、おそらく麻酔科医の先生?のような方が「大丈夫?」ってその都度声をかけてきます。

 

なので、眠気をこらえていたのを今でも覚えてますね。

 

あと、意識はあったので、先生たちの会話とかも少し覚えています。

 

手術日当日は絶対安静で、麻酔もまだ少し残っていたので、自分で排尿ができませんでした。その日の夜に看護師さんに尿道カテーテルを入れられたのも、覚えています。

 

麻酔が残っていたため排尿の意思が自分では感じられませんでしたが、ほっておくと尿毒症の危険があるため、この処置は非常に重要とのことです。

 

尿管にカテーテルを入れられるのも痛かったですが、毛巣洞の痛みに比べれば、全然マシです。

 

5,毛巣洞の原因は?予防は可能?

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毛巣洞は先天性と後天性があるらしく、後天性の場合は、「男性」「小太り」「毛深い」「お尻に負担がよくかかる」ようなケースで多発するとのことです。

 

第二次世界大戦時のジープ兵によくこの病気がみられたことから、「ジープ病」とも呼ばれています。

 

もちろん、上記以外のケースでも起こる場合があるようです。

 

僕の場合、上の4つすべてが当てはまりました。

 

男で、当時部活生だったので筋肉質で体重も重かったです。そして、毛深いです。また、ハンドボールのキーパーもしていたし、自転車で通学していたので、お尻にも結構な負担がかかっていたかと思います。

 

予防に関しては、「100%は難しいけど、日常生活を送るうえで、なるべくお尻に負担をかけないように工夫して」「あとは、できれば永久脱毛した方がいい」と、僕は先生から言われました。

 

これについては、先生によっていろんな考え方があるみたいです。気になる方は自分の主治医としっかり相談しましょう。

 

まとめ

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最後までお読み頂きありがとうございました。

 

実は、この記事を書いている2021年7月12日、お尻に痛みと傷ができ僕は病院に行ったのです。

 

もしかしたら毛巣洞の再発じゃないかと?

 

結果はそうではないらしく、とても安心しました。

 

可能な限り、予防できることはしつつ、この経験をブログで発信できないかな?と思い、急な思い付きで記事を書きました。

 

この記事が少しでも参考になれれば幸いです。